本のクソ虫野郎

  ~気に入った本・映画の記録と雑記~
Posted by ↑野

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2012年に読んだ本

だいぶ遅れましたが、2012年に読んだ本の紹介です。ブクログの方でも見れるんですが、せっかく読書ブログをやってるので、こちらでも書いておこうかなと。長いので追記に載せます。

2012年に読んだ本はちょうど100冊。もっと読んだ方がよかったとは思うけど、いろいろいい本が読めたと思うので良しとしたい。

今年は相変わらず、古典的な書物に軸を置きながら、興味関心の持てる本を貪欲に読みたい。古典といっても、今までは西洋古典が多かったので、中国・日本・インド・中東の東洋古典などにも積極的に触れていきたい。

あと、より深く的確に読むために、論理的読解力と感受性の両方を駆使した本当の精読をしていこうと思います。感覚を研ぎ澄ませて全力で本に当たる、何を何冊読むかも大切ですが、自分自身の大本である「どう読むか」が殊に重要であるはず。

特に良かった本については☆マークを付けておきます。
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歴史は繰り返すの本質

ふと思ったのですが、よく「歴史は繰り返す」という言葉が言われた時に、「人間は愚かで学ばない生き物だから失敗を繰り返す」的な意味で使われたりもしますが、これは考えてみれば、同じ過ちを繰り返しているわけではないのではないか、と思いました。

例えば人は戦争を繰り返しますが、それは、かつての戦争から何も教訓を学ばなかったから戦争を何度もするわけではなく、また、実際に経験した世代がいずれ死に絶えて、後続の世代に伝えられなかったり、教訓が風化してしまったからではなく、そもそもほとんどの出来事は、表面的には似たようなものであっても、それ自体に固有の条件や状況があり、それらから真摯に学び反省したところで、大して類似の事柄に役に立たないケースが多いのではないかということです。

つまり、「戦争」と一口に言っても、ある戦争は一部の利害関係者の策謀によって起こされたでしょうし、またある戦争は、民族が生き残るには不可避的であった場合もあるかもしれません、単なる暇つぶしに行われたゲームとしての戦争もあったかもしれません。それらを一括りにして「なぜ戦争を繰り返すのか?」と言われてもそれは「それぞれ違う状況・理由・過程があって、以前の教訓が生かせないから」となるのではないかと。

もちろん戦争に限らず、同じ失敗を繰り返しているように見える事も、実は「同じように見えて同じでない事を失敗し続けている」のかもしれません。

そう考えると、世間的によく言われる「反省」ということの重要性は、世に言われている程は実は重要ではないかもしれません。いや、重要であるとしても、反省する前に、「以前失敗した時との相違点」がないかどうかもちゃんと吟味して、反省が反省として本当に生かせるのかどうかの綿密な分析が必要かもしれません。

そう考えると、「人は歴史を繰り返す」は当たり前のことでもあり、実は厳密には繰り返していないとも言えるのかもしれません。

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四季のトリック


もうすっかりと春なわけですけれども、何故か僕の自宅のすぐ前にあるの一つは3月中旬に満開を迎え、本番のはずの4月に入ってすぐにほとんど花弁が散って、早くも葉となっています。

ところで、を見ていてふと思ったのですが、は毎年多くの人に、花が咲くのを待ち焦がれられるというのに、いざ咲くとすぐに散ってしまって毎年人々に儚さを感じさせます。それというのも、の花が咲く期間が短いためなのは当然ですが、これに拍車をかけるように、毎年春には春一番など、風が強くなる日が多くなります。これによってあの日本の風物詩の一つ、吹雪がより起こり易くもなるわけですね。

これは単なる偶然に違いはありませんが、考えて見れば、この「春の風の強さ」が桜の散る期間をさらに短くし、桜の儚さを助長することで、我々日本人は古代から桜の中にその儚さを見て取り、感動してきたわけです。そう考えると、日本の感動的な景観の多くは「桜」だとか「春風」だとか、その季節の名物が複雑に入り組み、まるで協力するかのように影響を与え合って見事な風情を生むのだなと、そのような当然のことを今になってしみじみと考えるわけです。

桜はそれそのものだけでなく、春風と相まってその儚さを増し、ものの哀れの感情を呼び起こすのです。

このように、その四季の特徴同士が相乗して織り成す自然の巧みさにも目を向けていきたいものです。

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