本のクソ虫野郎

  ~気に入った本・映画の記録と雑記~
Posted by ↑野

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エッセンス

これまでいろんなジャンルの、いろんな作者の本を読んで来て、その多くの著者たちに共通する内容が幾つかあるなと気づいたので、記しておきたいと思います。どれも著者たちが真に重要だと考える事柄ばかりです。

中庸の徳

単純であることのすすめ

他人の意見や社会の在りように惑わされないこと

経済的・物質的なものばかりに執着しないこと

子供の頃の純真な気持ちや好奇心を忘れないようにすること

生きたいように生き、他人の生き方に口を出さないこと

自然を愛すること

己の小ささを知り、謙虚でいること

過去を振り返らず 未来を思わず 今を生きること


生と死は同価値であること

人生や命に意味や価値はないけど、それでも生きるべきであること



これらが、アリストテレスなどの遥か昔の賢人から、現代まで、洋の東西を問わず、多くの賢人や知識人・作家と呼ばれる人々に何度も何度も、様々な著作内で言われてきたこと。論語や菜根譚などの古代中国の古典にも頻繁に出てくる教えです。たしかルソー、ヒルティなどの近代の人たちも多くが肯定していたはず。あと、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教、神道と、世界中に様々ある由緒正しい宗教の経典なんかにも、よくこれらの考えが記されていたりする。

諺なんかにも、これらのことが当たり前のように入っていたりしますよね。
現代の日本だと、中庸の徳というよりは、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」のあの有名な故事の方が親しみがあるかもしれませんね。

そして僕自身も、普段の生活の中やあらゆるニュースなどで、いかにこれらの箴言が当て嵌まるかを嫌というほど見てきました。

最後のは禅の思想などによく出てくる考え方。
一見虚無主義や冷笑主義っぽく見えてしまいそうですが、決してそのような意味ではなく、人生や命に何らかの意味や価値は無いし、あると感じるのは単なる錯覚にすぎないが、だからといって自暴自棄になる必要はなく、与えられた生を、命を、ただただ「生きる」ただそれだけを行うべきであると。
そうすることで、多くの虚偽や幻想に惑わされるのではなく、一人の人間として生き物として、喜んだり悲しんだり、奮闘したり無気力になったり、ポジティブなこともネガティブなことも含めて、考え経験するだけ、それらが真に生きることであるのだとする考え方。

はっきり言うと、本当に長い目で見れば、生きている内に達成したこと、創り上げたもの、自分たちの子孫、それらはみんな無くなりますし、無価値です。しかし、人間とは結局、他の生物と同様にただ生きるために生まれて来たわけで、それがいいとか悪いとかそういうわけではなく、それらを知り、納得してただ生きるしかない。
「なんで晴れている時の空の色は青いんだ?」と言われても「そういうものだから」と言う他はない。


というように、いろいろと共通点を見つけたのでまとめてみました。
これからも、本に限らず、多くの人々に共通して見られる言葉や考えを引き出していければなと思います。

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