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本のクソ虫野郎

  ~気に入った本・映画の記録と雑記~
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読書について


読書について 他二篇 (岩波文庫)読書について 他二篇 (岩波文庫)
(1983/07)
ショウペンハウエル

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もう彼是一年以上前に読みました。

哲学者ショーペンハウエルが読書という行為について語った著書。
普通はどの読書について書いた本も、読書の良い面について書かれたものがほとんどであると思いますが、さすがはショウペンハウエルと言ったところ、彼は鋭い洞察力を以てなかなか辛辣な意見を述べています。

それがまた、本を執筆している人が自分の著書の中で言うのだから何とも皮肉に富んでいておもしろいものです。

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怠惰への賛歌

怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)
(2009/08)
バートランド ラッセル

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第一章 怠惰への賛歌
第二章 「無用」の知識
第三章 建築と社会問題
第四章 現代版マイダス王
第五章 ファシズム由来
第六章 前門の虎、後門の狼
第七章 社会主義の問題
第八章 西欧文明
第九章 青年の冷笑
第十章 一本調子の現代
第十一章 人間対昆虫
第十二章 教育と訓練
第十三章 克己心と健全な精神
第十四章 彗星について
第十五章 霊魂とは何であるか

個人的に好きなバートランドラッセルの著作。
タイトルの通り、過度の勤勉・労働讃美への批判、社会全体でもっと時間的・労力的余裕を持つことによる様々な効用を独自の視点で説いてらっしゃいます。

ラッセルは多くの哲学者・経済学者・思想家の中でもかなりの洞察眼と、数理的な鋭い分析とそれに基づく論理構成が得意な人なのでやはり反論を差し挟むのが容易ではないと感じました。
特にラッセルは数理哲学も得意としており、その論理の正確さ、難解さには定評があるとのこと。

この著作はエッセイ集なので、実質タイトルのような怠惰への賛歌についてを語っているのは一部の章でした。
そのため、今回はその怠惰への賛歌の部分だけをまとめています。
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成熟日本への進路

成熟日本への進路 「成長論」から「分配論」へ (ちくま新書)成熟日本への進路 「成長論」から「分配論」へ (ちくま新書)
(2010/06/09)
波頭 亮

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発売直後ぐらいに読みました。
日本はもはや成長期を過ぎ、成熟期へと入っていますが、それでは具体的に今までの成長政策からどのように舵をきって路線変更する必要があるのかということについて、著者の意見が述べられています。
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自分のなかに歴史をよむ

自分のなかに歴史をよむ (ちくま文庫)自分のなかに歴史をよむ (ちくま文庫)
(2007/09/10)
阿部 謹也

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(著者略歴)阿部謹也
1935年東京に生まれる。1963年、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。小樽商科大学教授、一橋大学教授、一橋大学学長、共立女子大学学長などを歴任。一橋大学名誉教授。著書に『ハーメルンの笛吹き男』『中世賤民の宇宙』『「世間」への旅』『阿部謹也著作集』『刑吏の社会史』『「世間」とは何か』『日本人の歴史意識』『阿部謹也自伝』などがある。2006年9月死去。


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知性の磨き方


知性の磨きかた (PHP新書)知性の磨きかた (PHP新書)
(1996/11/05)
林 望

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(著者略歴)
1949年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、同大学院博士課程修了。日本書誌学・近世国文学専攻。ケンブリッジ大学客員教授、東京芸術大学助教授等を歴任。

(目次)

学問の愉しみ

第一講 知性とはそもそも何であるか
第二講 学問において最も大切なこと
第三講 財産としての時間をどう使うか
第四講 良い先生はいかに教えるか
第五講 良き研究者と良き教育者
第六講 『学問のすすめ』を読み直す
第七講 本居宣長先生の学問論

読書の幸福

第八講 「良い読書」という幻想
第九講 「奔放な読書」のすすめ
第十講 本は買って読む、寝転んで読む
第十一講 書店の役割を考える
第十二講 本はすすんで汚すべし
第十三講 「現代人の活字離れ」のウソ
第十四講 本を書く側からの発言

遊びは創造

第十五講 何もしないことの楽しさ
第十六講 渾然一体となるオンとオフ
第十七講 面白い仕事、つまらない仕事
第十八講 精神の遊びと個人主義
第十九講 人生の楽しみをどう見つけるか
第二十講 結びに代えて